「坂道コレクション」 に 東京都区内の坂道を2つ 新規追加した。
道灌山坂 (荒川区)
瀬田夕日坂 (世田谷区)
【道灌山坂】 は, 『東京23区の坂道』 で紹介されてすぐに 現地を見てきたが, そのまま整理せずに 今になってしまった。
荒川区と北区の境界に沿って 道灌山の高台に通じる坂。
2006年に坂名が決められたという 新しい坂。
【瀬田夕日坂】
ここも 『東京23区の坂道』 で紹介された坂。
現地を見てから 今まで手がつかなかった。
この坂に名前がついたのは 2003年ごろのようで, 陶器製の標識が建てられている。 坂の標識としては非常にユニークなもの。
坂とは別に, 近くのいくつかの道路には愛称が付けられ, 同様の陶器製の標識が設置されている。
「こひつじ希望通り」
「瀬田小なかよし通り」
「セント・メリーズスマイル通り」
「わかなすくすく通り」
この “陶器製の標識”は 可愛らしくて, 地域住民の手作り感にあふれていて なかなかいいのだが, 標識の実用性としては いささか問題があるような気がする。
(1) 意外と目立たない。 全体としては 高さ1.2mぐらいのサイズがあるのだが,
名称を示すプレートが小さいためか。
“標識っぽくない”ために 気がつきにくいのかもしれない。
(2) 壊れやすい。
陶器製だから ちょっと衝撃を加えれば簡単にこわれてしまう。
しかも 歩行者から容易に手を触れられる場所に設置されているため,
いたずらされる可能性が高い。
ちょっと傘で突いてやれば壊れてしまう。
実際に 私が見て回った時にも,数ヶ所で壊された標識が見つかっている。
壊れた陶製標識
右側に動物が一匹あったらしいが, 壊れて撤去され,
跡だけが残っている。