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はまだより雑記帳

HP「はまだより」 に関するニュース

7月と8月のカレンダー

「今月のカレンダー」に 7月と8月のカレンダーをアップした。
  7月 “イワハゼ”と“食用ホオズキ”
  8月 “シロバナツユクサ”と“ノウゼンカズラ

【シロバナツユクサ】は,  普通に見かける青い「ツユクサ」の花弁の色が抜けて白くなったもの。
ツユクサの花弁は 3枚あり, 上の2枚の大きな花弁は青く, 下につく小さな花弁は白いのが普通だが, シロバナツユクサは 3枚とも花弁が白い。
普通はあまり見かけないが, 青い花の中にポツンと白い花が交じっていたり, 場所によっては 白い花ばかりが群生しているところもある。

青いツユクサの中に交じっていた白花を一株だけ庭に移植したら, 数年後に庭一面にシロバナツユクサが広がった, という話も聞く。

ノウゼンカズラ】は ツル性の植物で,大きな木に沿って這い登ったり, 建物の壁に鬱蒼と茂っていることもある。 夏に橙色の花をたくさんつけて 美しい。 5弁の花びらが広がって 直径5~8センチほどの花になる。

昔, 花を鼻にあてて嗅ぐと脳を痛めるとか, 蜜が目に入ると目がつぶれる, などという迷信があって, 個人の庭に栽培するのが嫌われたという。

山下公園のノウゼンカズラのアーチ<写真>    横浜の山下公園に, アーチ状の骨組みのトンネルに ノウゼンカズラを這わせたところがある。
花が一斉に開く時期にこのトンネルを歩くと 実に楽しい。

山下公園の中心部は 観光客などで賑わっているが, “人形の家”につながった 公園南西端の小高いこの一角は; 訪れる人もあまり多くなく 隠れたスポットである。

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「東京市外電話局誕生の地」ほか

「東京市外電話局誕生の地」ほか 9 件を掲載した。

  * マクドナルドハンバーガー発祥の地 (中央区) 
  * 甲斐源氏発祥の地 (山梨県北杜市)
  * 守屋一族発祥の地 (山梨県韮崎市)
  * 市川團十郎発祥之地 (山梨県市川三郷町)
   下目黒尋常小学校創立之跡 (目黒区)
   東京市外電話局誕生の地 (千代田区)
   川崎市水道発祥地之碑 (川崎市)
   ブルーベリー栽培発祥の地 (小平市)

「*」マークのついたものは,T.K. さんから写真の提供をいただいた。
東京市外電話局誕生の地碑
「東京市外電話局誕生の地」を探すのは 大変苦労した。

東京の都心で, 人の目を意識して設置しているはずだから すぐわかるはず, と思い込んだのが失敗のもと。
大手町周辺は, NTT (旧・電電公社) 関連の建物が多い(多かった)ので, 現地で聞けばすぐわかる と思い, まずは 逓信博物館のあるビルに飛び込んで聞いてみた。
受付嬢が時間をかけて調べてくれた結果
「向かいの“アーバンネット大手町”というビルの周辺にあるらしいのですが, 詳しい場所はわかりません」とのこと。
それなら目的のビルを一周してみればわかるだろうと思ったが, 一周しても 二周しても 発見できず。

初日はこれであきらめ, 一週間後に再トライ。
ビルの裏の 部外者立入禁止っぽい場所にあるとは思えないので, 表側をじっくりと調べる。 ビル正面のカフェ風のコーナーの外に, 少し引っ込んだピロティのような一角がある。 人の通らない 死角のようになった暗い場所で, ここに赤い華奢な鉄骨の塔のようなモニュメントがある。
  これだ!
前から何だろうと思っていたが, まさかこれが発祥碑とは考えてもみなかった。

赤い塔の根元が 御影石の台座のようになっていて, よくよく見ると 文字が刻まれている。 「東京市外電話局誕生の地」
こんな 人目につかない 暗いスペースに記念碑を建てるセンスは いかがなものだろうか。


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大阪と長崎と東京の発祥の地 8件

「発祥の地コレクション」に 次の8件を掲載した。
大阪市が4件,長崎県が3件,東京が1件。

ガラス発祥の地
 大阪外国語大学発祥の地 (大阪市)
 大阪府立貿易専門学校発祥の地 (大阪市)
 天王寺高等学校発祥の地 (大阪市)
 大阪・ガラス発祥の地 (大阪市)
 長崎水産高等学校発祥の地 (平戸市)
 たばこ種子渡来之地 (平戸市)
 松浦党発祥之地 (松浦市)
 明治薬科大学発祥の地 (千代田区)


今回も,大阪と長崎の分は 知人から写真を提供してもらった。 
T.K.さんからは 大阪市の発祥の地の写真を, 全部で17件も提供していただいた。 感謝のほかない。
また 今回は K.T.さんから 長崎県を旅行中にみつけたという 3件の写真をいただいた。

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5月末から 数日間, 北海道の発祥の地探しをしてきた。 猛烈な駆け足旅行の結果, 全部で30数件の発祥碑を見つけたが, 逆に 現地に行っても 見つけられなかったものや 設置されている公園が閉鎖されていたり, 見つけても「発祥の地」とは言えない石碑だったりで, 空振りも少なくなかった。 時間をかけて下調べをしていくのだが, やはり現地に行ってみないとわからないことが多くて 苦労した。

最近 他から提供される写真が多くて, まだ掲載しきれないものがいくつか残っているし, 上記の北海道分も含めて 自分で訪問した発祥の地が たくさん溜まっている。 整理の出来たものから順次掲載していくが, 整理に結構時間がかかるため, なかなか滞貨がクリアできない。

そんなこんなで, 「はまだより」の本文の方が長期休載になっている。 「どうしたんだ」と催促のメールを受けることもあり, 気になっている。 決して中止したわけではないだが・・・  (愚痴ばかり)

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「棚田発祥の地」など 10件

「発祥の地コレクション」に 次の10件を掲載した。

  大阪大学微生物病研究所創設之地 (大阪市)
関西法律学校発祥の地 (大阪市)
大阪電信発祥の地 (大阪市)
大阪市電創業の地 (大阪市)
大阪開港の地 (大阪市)
手形交換所発祥の地 (大阪市)
棚田発祥の地 (千曲市)
上方落語発祥の地 (大阪市)
浅間高原レース発祥の地 (群馬県長野原町)
大阪税関発祥の地 (大阪市)

今回も いずれも 自分で訪問したのではなく, 知人から写真を提供してもらったもの。
   棚田発祥の地

「棚田発祥の地」は, Hさんが 長野県の“姨捨の棚田”で偶然見つけたものだそうだが, この種の発祥の地碑の存在は 全く知らなかったので, とても嬉しい。 10年ほど前に立てられたもので, 現地付近に住む ご夫婦と思われる二人の名前が 碑の建立者として記録されている。

山の斜面に沿って 大小様々な形の田んぼが並び, 月夜には それぞれの田ごとに月が映ると言われて 名高い。 松尾芭蕉や小林一茶など、多くの俳人・文人が作品に取り上げている。 古くは「古今和歌集」にもある。

1999年に 農林水産省が「日本の棚田百選」を選定している。 「百選」とは言うものの, 全部で 134の棚田がリストアップされていて, 県別では 36県。 一県で10ヵ所以上選定されているのは, 長野県(16ヵ所) 熊本県(11) 宮崎県(11) の3県。
また ここ姨捨は 棚田として最初に「国の名勝」にも指定されている。


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